投資における金利である単利と複利をそれぞれ理解して商品を選びましょう。

投資における2種類の金利

投資における2種類の金利
「単利」や「複利」は、銀行などに預けたお金に発生する「金利」の計算方式です。
それぞれ受け取るタイミングと金額に大きな違いがありますが、どちらにどのようなメリットがあるのかを深堀りすることで、その違いを詳しく理解していきましょう。

 

 

単利とは

「単利」とは、現金の預け入れや投資における最初の資金となる「元本」に対して1年あたりに発生する金利です。

 

例えば、1%の単利が適用される金融商品を200万円で運用すると、1年後に2万円が金利として発生。
何年経っても最初に運用すると決めた元本に金利が係ることになるので、2年後も2万円、3年後も2万円を受け取ることが出来ます。

 

単利商品はリスク軽減効果もある

単利型として代表的な商品に「国債」があります。
国債は日本が国を運営するための資金を調達するときに発行する債権なので、日本という国が破綻しない限りは元本割れという事態はまず起こりえません

 

また、国債の場合は年に2回の利息を受け取ることが出来るため、短期間で利息の回収を実現できるメリットがあります。
利息分は早期に他の金融商品に回して効率的に投資を行うことも出来るため、投資のスタイルによっては単利商品を選ぶことも有効的とされています。

 

 

複利とは

「複利」とは、元本に加えて前年に発生した金利を組み込んだ資金に係る金利のこと。

 

例えば、1%の複利が適用される金融商品を200万円で運用すると、1年後には2万円の金利が発生します。
2年後には、1年前に発生した2万円を組み込んだ202万円に対して1%の金利が発生
そのため、3年後には「206万602円」となっており、同じ条件で運用した単利型の金融商品より多くの利息が発生するのです。

 

 

長期的に運用するほどメリットが大きくなる

複利型は「掛け算の利息」と言われることもあります。
そのため、投資に時間をかけられる人ほど複利の効果は大きくなり、最終的に受け取れる金額は単利型に比べて圧倒的に大きくなります。

 

また、満期時に一括で利子を受け取る複利型の金融商品は、税金の支払回数も減るため、受け取れる金額の細かい点にも差が出るでしょう。

 

 

どちらの金利を選択すればよいのか

若い世代にオススメの複利運用

 

同じ金額を同じ期間だけ預け入れた場合に、最終的に受け取れる金額は複利運用のほうが計算上高くなります。
そのため、「若い世代」がこれから長い時間をかけて積み立てていくならば基本的には「複利運用」がおすすめと言えるでしょう。

 

しかし、複利運用が出来る定期預金の中には、途中解約することでペナルティが発生する商品もあります。
また、単利型における利息発生日に毎回現金が入るというメリットも人によっては重要なポイントとなるでしょう。

 

そのため、前述のようなメリット・デメリットを考慮した上で、運用できる期間に応じた商品を選ぶとよいのではないでしょうか。

 

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